いつかシウミンとグラスを

三年前、シウミンを知りました。

あなたが見せたい自分を

本人発信でないところから出てくる画像や、エピソードや、もっというとその人の人生について、何を見たらいいのかな、と、時々思います。そういう画像や評価について、私はどう受け止めたいのかなあと。

 

結論を言うと、その人が、私に歌声を届けてくれたらなんでもいいんだなと分かってきました。それって、つまりは、とても自分勝手だということです。

 

私が「ライブをしてくれたら、絶対行く!」と思っているシンガーがいるのですが、その人の私生活は、けっこうグレーです。でも、私にとって大切なのは、その人がよいパフォーマンスをしてくれることです。(あ、HARRYじゃないですよ。彼は、とても穏やかな歳の重ね方をしているようです)

 

その人がどんな人でも、その人が歌ってくれて、私が、その歌やパフォーマンスに感動したり、引き込まれたりさせられたら、それ以上に望むことなどない。

 

アイドルは、神様じゃない。シンガーは、お坊さんや牧師さんじゃない。教師でも、教官でもない。彼らは、パフォーマンスを提供することを生業としていて、それ以上でもそれ以下でもない。だから、彼らが届けようとしているものだけを、私は受け取っていきたいなと思う。誰かを感動させる表現の陰には、たくさんの努力があると思うから。でも、逆に、そこにどんなに努力があっても、それに感動しなくなったら、離れていくのだろうなと思う。そんな日が来ないことを祈っているけれど。

 

どうか、あなたが見せたいと思う自分を見せて。私は、自分が感動する限り、それを大切に両手で受け止める。

 

そして、あなたが幸せでありますように。私を幸せにしてくれた分、あなたも幸せでありますように。その幸せの形は、その人のプライベートな部分。それについて、とやかくいう資格など、この世の誰にもないですよね。