いつかシウミンとグラスを

三年前、シウミンを知りました。

映画「鳳伊 キム・ソンダル」 夏休み宿題① 今も昔もかわいい人

 

夏休みに、これだけはしようと思っていたこと①しうちゃんの映画を見よう。

 

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主演のユ‣スンホさんがかっこよくて、お話が面白くて、どのキャストもぴったりで、とっても楽しいひと時でした。

 

しうちゃん、すごいかわいい。

監督さんのお話で「『かわいい男子』を探していて、ユ・スンホさんより年下の俳優さんたちのオーディションもしたんだけれど、ぴったりした人が見つからなくて、スタッフさんがEXOのシウミンを推してくれた。会ってみたら本当にかわいい人だし、どう動けばかわいく見えるかもわかっている」ということでした。

 

それはそうだろうなあ!と。

 

しうちゃんのかわいさは、確かに分かってやっているんだと思うけれど、不自然さや作為差的な感じがあまりなくて、たまに素の部分と思われるところで、「本当にこんなにかわいいことをしていて大丈夫か!」というレベルだから。うん。たまに本当に心配になる。

 

とにかく!

無条件にかわいくて、だからこそペテン師たちがみんな、無条件に愛してしまうような役者じゃないと成立しない役、まさにしうちゃんのためにあるような役でした。存在そのものがキョン! (猫顔だけど)犬みたいな名前で、目がおっきくて、相手をじっと見て、大好きだ、という気持ちを全身で伝えるような役。しうちゃんにとってもよかったと思うけれど、シウミンがいてよかったと、監督さんも思ったに違いないと思いました。

 

 

〈以下、今更ですがネタバレ〉

 

 

 

出演シーンほとんど、砂だらけ血のりだらけで。特に冒頭では顔面に血のりを浴びます。メイキングでは、もっとえぐくて、目を開けているタイミングで、突然びゅっと血が飛んできて、「拭くな!」と言われるから、大きな目が真っ赤に充血している。でも、本当にひたすら真剣に、ひたむきにキョンを演じていました。

キョンとしてのラストは、結構早くきて、そこも本当に刺されている感じが伝わってきました。ぐっさり。一度刺されて、驚いて、その後ぐりっとえぐられるところが、本当にリアル。キョンの体の痛みが伝わってきました。

そして、その最後まで、本当にかわいい。健気でかわいくて、本当に愛しい。最後の最後まで、本人のもつ天性のかわいさが、溢れてくる感じがしました。

 

客動員数200万人を突破し、キャストが感謝の言葉を伝えていました。

いい映画経験に、なったのではないでしょうか。

 

ずっと昔から、一生懸命なシウミン。この時も、今も。

 

 

 

 

 

 

 

この時よりも処世術を身に付けて、でも、この時と同じように、自分の魅力を探している。自分、というものを語ることができてきて、まあ、引かれたり惹かれたりしているけれど、根本の魅力は健気な、人間としてのかわいさにある人だと思います。その悩みの部分をとってしまうと、結構束縛系(そこもとてもよいんだけど!)で、「こうあるべき!」みたいな部分もあるように思うから、自分探しをしている部分を、天然で謙虚でかわいい部分を、ずっと持っていてほしいと思います。あなたの魅力は、あなたが自覚しない部分や、あなたが自分の価値として認めていないかもしれない部分にも、大きくあると思うから。