今回のカムバでは、「Brand New」の時のようには、しうちゃんを見ることができませんでした。出演を見合わせられた理由、依頼されなかった背景。考えると残念で腹が立つけれど、しうちゃんは、ひたすら音楽を届けてくれました。わかってもいたと思うけれど、点滴もしていたとも聞いたので、何も思わなかったわけではないのだろうとも勝手に思っています。
でも、しうちゃんは、音楽以外のものを届けることはありませんでした。
無料でライブをして、韓国エリさんの熱い応援と一緒に、私たちにステージを見せてくれました。映像で見るしうちゃんの笑顔は、いつもとても自然に輝いていて、幸せだけを伝えてくれていました。
思うところが何もないわけじゃないと思うけれど、しうちゃんが、ひたすら光を見つめて私たちにプレゼントを届けてくれたことを、私はずっと忘れないでいようと思います。素敵な曲が、憎しみや残念さなどで、汚されないように。大切なものを大切なものとしてだけ、伝えられるように。だから、私たちも、ただひたすら幸せに、様々な曲と出会い、楽しむことができました。
コンサートの最後に、１３周年のことを話し、EXOシウミンとして、「Ｗｅ Are One」をやってくれました。しうちゃんがどんなにEXOを愛しているかを、やっと言えたように感じました。
いつか、時がきたら、しなやかに９人で歌う姿を見られるといいと思います。この稀有なグループが、やはりとても好きだから。このメンバーでしか描けない世界があるから。でも、それが、人を縛るものになるなら、自由でもいいんじゃないかなあとも思っています。
シウミンの音楽がいつも幸せでありますように。願うことが、叶いますように。
コンサート、円盤化してほしいなあ。しますよね？
