いつかシウミンとグラスを

四年前、シウミンを知りました。

原点(「Get,Set, Go!」)

2月8日(土)EXO‐CBXの6年ぶりのファンミーティングに行ってきました。

 

マジサーって、実はずっと見るたび切なかったのです。しうちゃんの兵役を思い出して、というのではなくて、兵役前の刹那的な派生グループだとずっと思っていたから。もう二度と見ることのない、うたかたみたいな、一夜の夢みたいな、そういうライブだと思っていたからです。ああ、生で体験できた人たちは、一生の宝物になったことだろうとずっと思っていました。それが、体験できたなんて。

3人に会って、一番感じたのは、その宝物が、ファンにとってだけじゃなく、3人にとっても同じだったということです。あの時間は、CBXの3人にとっても、とても大切でいつでも取り出して眺めたいようなそんな時間だったんだなあと。

カメラアングルが同じだったり、3人でぐだぐだ相談する姿を見せてくれたり、ベッキョンさんは、「紙切れ」の歌が詰まった場面まで再現して、しうちゃんにやさしく小突かれていましたよね。

そして、マジサーをEXOを知る原点としてスタートできたことは、やはりとても幸せなことだったなあと思いました。このかわいくて明るくて、めちゃくちゃ歌がうまくてダンスがかっこよくて、それを日本語で歌ってくれる3人のやさしい凄さを知ることがK‐POPの入り口だったことは、私にとって、とても幸運でした。これが、現在進行形の企画だなんて幸せすぎます。

8日には、もう一つ私にとって記念となる場面がありました。3人へのサプライズとして「Paper Cuts」の歌のプレゼントがあったのです。この曲は、私がしうちゃんを好きになったきっかけの曲。それを歌って届けていいなんて、手が震えました。間違えないように字幕を見つめていたので、しうちゃんの表情が見られなかったのですけど(というか、歌うのに必死でよそ見できなかった!)、Xに上がったベッキョンさんは、すごくやさしい顔で聞いてくれていましたね。(その後高音が出ていないとつっこまれましたけど笑)しうちゃんにも、届いたかな。何を思い出していたでしょう。あの時、止まった時間は、こうして今、しっかり未来に向かっています。

 

ありがとう。日本に来てくれて。存在してくれて。同じ時間に、生きていてくれて。

いつも、楽しそうに音楽を作り、表現することに貪欲でいてくれて。

変わらず、お互いを信頼して、でも「’絶対負けない」みたいな自負ももっていてくれて。

かわいさの中にある圧倒的な魅力。

あなた方は、まぎれもなく「この手で明日を切り開くため 胸に見えないナイフをしまってる」人たちです。