いつかシウミンとグラスを

三年前、シウミンを知りました。

CBX 当たり前の要求なのに

6月1日 CBX, SMとの専属契約解除を通知

 

くり返し読んだニュースの記事のどれを見ても、清算資料および、清算根拠のコピーを「提供」するように求めているだけのことが、どうしてこんなに大きなことになるのか、理解できません。

まして、たったそれだけを要求するのに、なぜ7回もの内容証明を送らなくてはならないのかも分からない。だって、契約書に普通に記載されている権利なのですよね?

記載されている「約束=相手」を信じるからこそ専属契約を結べるのだから、それが保障されない環境で労働することなど、できるわけがないと思います。普通に、転職しますよね。

 

初めにこのニュースを知った時、一番最初に思ったのは、どうして3人だけなのか、ということでした。

見ているもの、知っているものの陰に、そうでないたくさんの事実があることに、何度も気付かされます。特にある程度の大人の場合、この辺までは理解できるし、協力できるけど、そこから先はちょっと考えが違う、ということもたくさんありますし、それが悪いことだとは思いません。ただ、以前から繰り返し、「行動する時はみんなで」と言っていたことから驚いて、そして、今回の事は「このちょっと違う」という部分なのかもしれないと、感じたわけでした。

でも、今日現在も一緒に音楽活動をしているあのメンバーが、今回の行動を知らないはずはないのですよね。

 

どういうことであるにせよ、私は3人の要求が、契約に基づいた妥当な行動だと思います。老後も生きていかなくちゃなりませんしね。自分たちの魅力と努力の対価が、正当に支払われているのか、考えるのは普通のことです。

たったそれだけのことに、

「これまで申し上げられなかった不当さに対して、初めて小さな声を上げようとする私たちは、正直には今この瞬間が非常に恐ろしく怖くもあります。私たちが申し上げる言葉と私たちの勇気にどうか関心を持っていただけることを望みます。 今一度、私たちを長く応援してくださったファンに心から感謝します」

と、話しているこの心情の辛さを思うと、本当に胸が痛みます。だって、抱く必要のない恐ろしさだと思うから。

 

一番初めに、私を惹き付けた「見えないナイフ」を、今3人は胸に持って行動し始めています。彼らのナイフが、本当は温かく優しく、けして人に向けるためのものではないことは、EXOに、CBXに触れたことのある人なら、みんな知っている。理解しようとしないのは、これまで一緒に頑張ってきたはずの、会社だけだということが、とても痛ましいです。

 

頑張れ、CBX。頑張れ、EXO。

私も、頑張ります。あなた方は、一人ではない。あなた方の願いを実現し、EXOを壊さないように、できることをやっていきます。

今気づきましたが、このナイフ、持っているのは「私」ではなく「私たち」なのですね。