いつかシウミンとグラスを

三年前、シウミンを知りました。

私たちは、氷結王子の表現力に翻弄される ソロティーザー③

氷の世界で、こちらを見つめる「少年」。昨日も、衝撃でしたが、予想していたのに、この感動。

『「新しい」なんて銘打ったものに、新しさを感じたことがない』なんて、擦れたことを言ってごめんなさい。毎晩、本当に新しい感動に翻弄されています。

えげつないほどの感動です。計算通り。いいように翻弄されまくりです。もう、天晴としかいいようがないです。脱帽です。脱帽ついでに、CDを買い足しました。

 

音楽も無機質なのね。寄せては返す波みたいな。ちょっと衝撃だった。

だから、年を取らない?だから、ちょっと気怠そう?

この世界から、新しい自分になるために飛び出したのかな。砂漠に不時着して、オアシスを見付けたのかな?

 

クールで、かわいくて、つまり、クールなのに、かわいい、ということがすでにどこか二面性があるのに、その同じ人間の中に、あのにんまり顔があると思うと、本当にこの人の表現力というのが、恐ろしいなと思います。

 

ずっと思っているんですけど、本来のしうちゃんは、無口でシャイで、ルハンさんと二人いるとずっとひと番組中黙っているような、そんな少年だったんですよね。

その人が、よりアイドルらしいアイドルを目指して、ずっと演じてきたんだろうな、みんな多かれ少なかれそうして演じているとは思うのですけど、しうちゃんの演じ方は、本当にアイドルとしては完璧に近いような。自分の不得意を受け止め、悔しさや自信のなさを跳ねのけて、身に付けてきた日々の演技の、表現の積み重ねの証。ドラマや映画やミュージカルで演じる以前に、日々「アイドル」という役を演じる中で高めてきた魅せ方や自己理解・自己表現なんだろうなと思います。自己プロデュースのうまさもあるけど、彼の周りの人が、的確に商品「シウミン」を見極め、サポートしてくれているのでしょうね。

 

そして、私は、どうしてもこの人が気になるのです。