いつかシウミンとグラスを

三年前、シウミンを知りました。

Artificial love

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こんばんは。しうそろ乾杯に、どのお酒を飲もうかと物色中の沙良です。

 

ところで、今夜は、この曲を取り上げてみます。

というのは、先日、初めてこの曲の和訳を読んだのです。それまでは、曲とダンスと表情で一杯いっぱいで、どんな意味の曲かを考えることなく見入っていたわけです。(例のごとく)

それで、この曲、タイトルから「偽りの愛」であることは知っていたのですけれど、それまでは、彼らが偽りの愛をやり取りして、お互いが相手を挑発し合っているような曲だと思っていたんですね。

でも、そうじゃなくて、偽りの愛だと分かっていても愛することを止められない苦悩を歌っていたわけなんですね。

 

致死量を超えた愛情

予測できない感情の流れ 心臓に涙がたまる

 

これまで、惹かれるのと苦手なのとの両方だったこの曲なのですが、歌詞の意味を知って、どうしてあの振付になるのか、分かった気がしました。

 

これは、つまりもう、抱きしめるしかないよなあということだと。

到底言葉では伝わらないし、問い詰めても真実が返ってくることはないし、抱きしめても心に届くことはないけれど、それくらいしかできることはないんだよと、言っているのだと分かって、急に切なくなりました。

邪な鑑賞の仕方をしていてすみません。

 

ところで、上の動画で、54秒あたりで、しうちゃんは、実に妖艶に笑うんですけども、彼のダンスを見ていると男性と女性の両方を演じているように思います。こんなかわいくて魅力的な顔で挑むように微笑まれたら、どんなに偽りだと思っても、会いに行ってしまうよなあ、と思います。

彼の表情に女性側のキャラクターも見いだしながら、そこに惹かれるというのは、つまり、自分の中に男性側に共感する思いが生まれているということで、歌詞を知るって、おもしろいなあと思いました。

 

 

この愛の苦しさを、一番表現しているのは、ベッキョンかなと思います。

歌詞の内容を知ると、もっと悲しみや苦みも表現してくれたらとも思いますが、それでは重くなりすぎるのかもしれません。これは、ただ、ひたすら彼らのセクシーとエロスの境界ぎりぎりに、心を奪われていればよいのでしょうね。

 

 

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