いつかシウミンとグラスを

三年前、シウミンを知りました。

2021 spotify  改めて「共感」と「BAMBI」について

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こういう機能があるんですね。面白い!これはあくまでも、spotifyで聴いたアーティストということですが、そういえばそうだった、という気持ちです。これにXIUMINが入っていないのは、ダウンロードしていたからですかね。あくまでも、ダウンロードしない曲の中でのトップということですよね。だって、ダウンロードした曲の集計なんて、しようがないですものね。それとも、ソロデビューしていないので、EXO認定なのかな?

 

私は車で音楽を聴くことが多いので、アルバムを入手して繰り返し聞いた「BAMBI」はこの集計には入っていません。D.Oのも、EXOのも、買ったのですが、なんというか、「BAMBI」は、スマホで聴きたい曲じゃないんですよね。(イヤホンで聴くのなら別だと思うのですが、イヤホン使わないので。)

 

私にとって、「BAMBI」は、ある程度しっかりとした音量で、音楽に包まれるようにして聞きたいアルバムで、聞き始めると聞き入ってしまうアルバムです。だから、本当は運転中も危険なのですが、音楽を聞くためだけの時間を取れていないので、仕方なく。「ステレオのスピーカーを通してこのアルバムを聞く」というのも、やりたいことの一つですが、これもまだやっていません。年始に、ゆっくり。

そして、私にとってこのアルバムは、やはり、心の中の哀しみや切なさに直面させられてしまうのですよね。自分に体力や気力がある時は、そうやって自分に向き合ったり、哀しみの美しさを堪能したりできるのですが、今年後半は、難しかったです。これで、ベッキョンが活動中ならまた違うと思うんですが、この美しさをくれた人には、しばらく会えないと思うと、辛さがキャパオーバーしてしまう。ちゃんと元気になって、ベッキョンのくれたぎりぎりの美しさに溺れられるようになりたいな。ステレオのスピーカーから聞く「Cry For Love」は、圧巻でしょう!

 

私にとって、その逆がD.Oの「共感」です。この人は(なのか、このアルバムは、なのか)、いろいろなことを自然に受け止める感じがするんですよね。D.Oの声は、EXOらしい哀愁や切なさを湛えてもいるけれど、どこか乾いている気がします。どこか風が吹いている。だから、今抱えている悲しさが、いつか流れていくことを、今もすでに流れていることを冷静に見つめることができる気がします。「人生には、悲しいことも苦しいこともある、もともとそういうものだから、楽しいことを楽しんで、辛い時にはちょっとやすんだらいいよ。」と、いうように。だから、スマホで、傍らから音楽が聞こえる感じが、とてもいいんです。

 

最後に、EXOーMについてですが、声の柔らかさがいいなと思うんですよね。曲の響きが柔らかい。言葉のせいもあるかな。でも、それだけじゃなく、メンバーの声がラップも含めて柔らかい気がします。根を詰めて仕事をする時に、彼らの声は耳にやさしいのです。

 

今年は結局、やさしくて温かい曲を、たくさん聞いていたのだなと、思います。

 

コロナが収まって、渡韓して「ハデスタウン」を観られる希望が持てたら、また、変わるのかな。観られない寂しさは募りますが、すぐ隣の国で毎日頑張っている、緊張しがちで一生懸命な、焼き肉好きな青年の挑戦を応援しつつ、頑張ることにします。